「フル・モンティ」
監督:ピーター・カッタオネ
出演:ロバート・カーライル
英国ワーキングクラスの悲哀を描いた映画です。
空が、イギリスを感じる。
グレーのどんよりとした曇り空。
その下は鉄鋼場の広いだけで暗い陰気な建物。
一儲けの手段が「ストリッパー」
集まった仲間達は、皆金欠のさえない中年男ばっかり。
どん底の失業者が音楽やバレエに希望を見出して……
というのはある意味キレイゴトなんだけど、
この映画は
他のそういう映画とは違って、「ヨゴレになっても生きてやる」という
主人公たちの貪欲なエネルギーを描いているところがいいです。
で、主人公たちダメ人間は、ラストまでダメ人間のままです。
すこしも成長しません。
ダメ人間なりに生きてることを楽しんでいる。
そういところがとても爽やかな映画でした。
なんでもかんでも必死にやっていれば、
ツライことが滑稽に見えてくる。
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